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僕には大きな目標があります。桜井の地場産業の再興です。桜井の地場産業といえば木材やそうめんなどを思い浮かべますが、僕自身の考え方のひとつに住宅産業は地場産業と定義づけています。なぜ住宅産業は地場産業でなくてはいけないのか。

地場産業の定義は「地元資本の中小企業群からなる企業群が集中的に立地している産業」、さらに付け加えるとすれば「地元に根付いている」「地元にある原材料、技術、技能の資源を生かし、地元主体で経済活動を行っている」。これらのことを考えると住宅産業そのものである。地元の大工さんの技術やその継承、材木屋さんや左官屋さん、建具屋さんや設備屋さん。地元の業者さんが多く集まる住宅産業は地場産業と考えるのが妥当なのではないでしょうか。
この住宅産業は地場産業という認識が全くなくなり、さらに地域の環境、地域の伝統、地域の風習風土が大手メーカーの進出によって無くなりつつある。きれいな古い街並みに突如として風景になじまない建物が建つのはその典型である。これら要因により、住宅産業を地場産業と考える風潮は限りなく少ない。さらにもう一つ付け加えるならば、最近の経済状況では、中小企業の多くは単体の事業、単体での活動だけでは生き残れないと考えている。

「競争であるとか、勝ち組負け組、強者の戦略、弱者の戦略、生きるか死ぬか、殺すか殺されるか。」
本当にこれが人間関係において正常なモノの考え方でしょうか。周りの友人とこんな考え方で付合いをしている方はおられるのでしょうか。正常ではない考え方にも関わらず、世の中の経済活動、ライバルの企業間での考え方ではこれが正常な考え方になっている。利益第一主義の心の貧困が、うつ病や自殺の最大の原因になっているのではないでしょうか。いったい何が正常でいったい何が正常ではないのかがわからなくなっている。

僕の尊敬する先生はいつも言っておられます。
経済の語源は「経世済民」の略。
世(国)を治め、民を救済する。
今の社会情勢を見ていると国は乱れ、弱者に厳しい時代になっていると感じています。本来の経済活動が正常な状態ではないから、このようなことになっているのではないでしょうか。僕一人の力は限りなく小さいですが、いろんな人がこのこと異常な状態が当たり前の世の中になってしまっている事実に気づき、日本人らしい思いやりのある社会になってほしいと強く願い、この取り組みを始めています。単体で生き残れないならば企業間でお互いに成長できるように取り組みを始める。おたがいさまの心でみんなが成長する。他利の心が大切なのではないでしょうか。

レイ・スタイル設立はその一環で営業支援業を始めています。漆職人、製材業、リフォーム店、個人経営の大工さんなど数社とレイスタイルとの連携で、お互いの長所、強みを生かし合う関係を築こうとしています。これから、もっと多くの方々と出会い、そしてお互いに成長する。そのお互いを思いやりの心を中心に今後も活動していきます。

 
 
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